文子もの:「赤線地帯」

「赤線地帯」1956年

若尾文子がスキである。
まだティーンのころ、母親が、なにげなく口にした批評がそのまま、
私のアヤコびいきの根源になってしまった...。
「(ワケあり結婚会見の時)この人は、余計なことを一切言わなかったんだ。たいした女なんだよ。」
当時はその"秘せる花"たる所以について、詳しいことまではわからなかったが、
ただ、「一部の女たちの間では、今でも語り草の大絶賛!」らしい。

ということで、大学生になって、
たしか池袋文芸座あたりの溝口特集とかで、
見たのが最初だっけ。
へぇ〜このヒトが若尾文子ですかって感激したのを覚えてる。