2011-01-01から1年間の記事一覧

『きのね』 宮尾 登美子著

『きのね』 宮尾 登美子著 市川海老蔵の、「顔」、が好きである。笑 時にやんちゃすぎる、「心」と「身体」の方は、 まったくもって関心がないけれど、 あの悪趣味スレスレの妖艶な面構えには、 ギリシャ彫刻にも匹敵するような、 造形美特有の魔力があるん…

和田本3冊

『新学歴社会と日本』 和田秀樹著 『「新中流」の誕生−ポスト階層分化社会を探る−』 和田秀樹著 『「反貧困」の勉強法−受験勉強は人生の基礎学力−』 和田秀樹著 『わが子を東大に入れる本−年収300万円家庭でもできる!−』 和田秀樹著 林真理子びいきだか…

『六条御息所 源氏がたり 二、華の章』  林真理子著

『六条御息所 源氏がたり 二、華の章』 林真理子著 いやあ、びっくりしたな。 光源氏って、ただの色ボケのまんま一生を終えてゆく(笑)んだとばかり 思ってたけど、実はそうではなかったのね。 須磨流しに遭ってからは、俄然、朝廷内の権力闘争にも 果敢にチ…

『グローバルキャリア ―ユニークな自分のみつけ方 』 石倉洋子著

『グローバルキャリア ―ユニークな自分のみつけ方』石倉洋子著 前著の『戦略シフト』を読んでいなくても、 「オープン化」とか「ORをANDにする」などの言い回しで 若いビジネスパーソンを牽引してゆこうとするのには、 なるほど、説得力がある。 時代がそ…

『利休にたずねよ』 山本 兼一著

『利休にたずねよ』 山本 兼一著 そこにある、「美」、の深遠を見出すことで、 人は尊敬され賞賛を浴び寵愛も受ければ、 そこにある、「美」、の何たるかが判らないばかりに、 軽蔑され貶められ下司の烙印を押される。 なんや、その美ぃっちゅうもんは、えろ…

『シェア からビジネスを生みだす新戦略』

『シェア からビジネスを生みだす新戦略』 レイチェル・ボッツマン、ルー・ロジャース著 筆舌に尽くせぬほど感動したので、感想は、書けません。 なんてうそ。近日投稿予定ということでご勘弁を!笑 からビジネスを生みだす新戦略" title="シェア からビジネ…

『吉原十二月』 松井今朝子著

『吉原十二月』 松井今朝子著 スキスキ大スキ花魁話。 なんだけど、ストーリーの面白さよりも、この作家さんの作品は、 江戸言葉の口調やリズムがめっぽう心地よい。 話がおもしろいのか、語りがおもしろいのか、 ニワトリが先かタマゴが先かみたいな話で申…

『アースダイバー』 中沢新一著

『アースダイバー』 中沢新一著 最近お気に入りの番組、「ブラタモリ」。 番組の最後に必ずタモリがつぶやく、 「土地の記憶は無くならないねぇ〜」というのが感慨深くて、 ほぼ毎回見てる。 ブラタモリは江戸時代の地図をベースに東京の地形を追っていくけ…