2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『吉原手引草』松井今朝子著

自分が初めて書いた小説は、書簡形式だった。 なんでかって、そりゃあ、楽だから。 3人称で外堀埋めながら、周りに気い配りながら描写するより、 1人称のなりきり描写の方が俄然、楽でしょう、 という浅はかな動機ゆえのものだったが、 やっぱり感情移入し…

「ファーゴ」1996年

「ファーゴ」1996年

文子もの:「赤線地帯」

「赤線地帯」1956年 若尾文子がスキである。 まだティーンのころ、母親が、なにげなく口にした批評がそのまま、 私のアヤコびいきの根源になってしまった...。 「(ワケあり結婚会見の時)この人は、余計なことを一切言わなかったんだ。たいした女なんだよ。」…

私の映画生活、ふたたび!

映画三昧 J:COMに入会してはや3週間。 見たい映画を見るのではなく、 見られる映画をかたっぱしから見ていく、という、 学生時代のような映画の味方ができるようになる。もう、こんなに見た。すこしづつ感想をアップしようか...。 「座頭市と用心棒」?年 三…