2008-02-09 『悪女の老後論』 堀江珠喜著 平凡社新書 『悪女の老後論』 堀江珠喜著 平凡社新書 ああ、あのオスカー・ワイルドとか三島由紀夫の比較文学の人、ということで読んでみる。 賛否両論あるだろうが、一人っ子女子の本音爆裂で、 わたしのような、物事の正当性などどうでもよい向きには、 いたく共感・共鳴し、なるほどと思わせる。 しかし、その本音にも、ところどころ、 現代ただ今の介護問題の陥穽を突いていたりして、ね。 要は、「金で解決できる者はシアワセデアル」ということか。 しかしなんで、世の中には、これを自慢と読む人が存在するのか、不思議。