『べっぴんぢごく』 岩井志麻子著

『べっぴんぢごく』 岩井志麻子

子々孫々と続く女の業の調べ。
んなアホな、という展開もないではないが、
そうであってほしい、そうであるにちがいない...という、
ある種の女たちの溜飲をこの作家は一身で下げまわっているような気がした、
頼んでもいないのに....。

なんか、いい人なんじゃないだろうか、とすら思った。
ストーリーとはぜんぜん関係のない感想だが...。