『セーヌの川辺』 池澤夏樹
フランスの景観維持のところに深く共鳴。
ある意味、共和国だからそれができるとか。
さすが、フランス革命の国、
民衆自らが蜂起して自由を勝ち取っただけあって、
景観維持は、私たちが官吏に任せてる仕事という
確固たる自負があってこそはじめて、
その決まったルールをみんなでちゃんと守っていこう!
となるんだそうな。
なんで自由に好きにできないの?って言ったらきっと、
昔からそう決まってるんだから
黙って守ればいいの!ってピシャリとやられそうです。
かっこ、ええ!
ある意味、究極の大人のルール?
資本主義の国だと、個人経済の権利主張が優先されがちですが。
それはそれでいいとこもあるが、
日本みたいにお役人様と持ち上げてみたり、
公僕と見下げてみたりと節操がないから
町並みも節操がないのか?
う〜ん、かっこわるいかも。
- 作者: 池澤夏樹
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