2006-12-03から1日間の記事一覧

『きもの』、『つゆのあとさき』

■「きもの」幸田文 たしか本棚にあったはずと、棚の奥をのぞきこんだら、あったあった、新潮文庫。 汗をかいたメリンスの襟元から匂うむうっとした感じとか、羽二重がどれほど気持ちよいものか、縫い直しのごそっぽい銘仙とはどんなだとか、実感を伴った触感…