『パリ散歩画帖』山本容子著 フィガロ・ブッ

『パリ散歩画帖』山本容子フィガロ・ブックス

さすが美術家だけに、画材道具や文房具の性能の違い、
菓子のパッケージやラベルの色使い、
野菜や果物の形状の豊富さなどを、さらっと紹介しているのが興味深い。

長年培われたの彼女ならではの経験と感性に裏打ちされていて、
ページを繰るごとに、へぇ〜!なるほどぉ〜!ってなる。

最近はやりのよくあるパリ本よりは、よっぽどホンモノという感じ。

しかし、フランス人は小さな頃から、鉛筆ではなく、
ペンや万年筆を使ってノートに書くそうだ。
だからなのか、おしりに消しゴムのついた鉛筆ではなく、
おしりに修正インクつきのペンがあるとか...。
おもしろい!
こんど行ったらぜひ、買ってこようと思う。