『吉原十二月』 松井今朝子著
『吉原十二月』 松井今朝子著
スキスキ大スキ花魁話。
なんだけど、ストーリーの面白さよりも、この作家さんの作品は、
江戸言葉の口調やリズムがめっぽう心地よい。
話がおもしろいのか、語りがおもしろいのか、
ニワトリが先かタマゴが先かみたいな話で申し訳ないが、
たぶん、話がおもしろいからリズムよく読み進めているんだと
勝手に思っていたが、しばらくたって感想を書きつけようとしてびっくり。
ええ〜っ!ストーリーがぜんっぜん、思い出せない!
いやあ、話よりも、語りのリズムが私にはドンピシャだったってことで、すごい発見をしたような気がするが、ある意味、ショック。
そういえば、私、音楽は、メロディーは記憶できても、
歌詞がまったく覚えられない子でした。笑
- 作者: 松井今朝子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/01
- メディア: 単行本
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