「SAYURI」、『さくらん』

■「SAYURIロブ・マーシャル/DVD

一番よかったのは、エンディングのタイトルバック!
黒の水紋に赤い着物地がたゆたっているのが綺ィ麗ェ〜。
細かな設定のちぐはぐ感は、まあ、しゃーない、
外人さんがえろうきばらはったなあくらいでとどめおくとしても、
途中から、チャン・ツィイーマルシアに見えてきたのにはいかんともしがたく、
ま、こういうもんは、エッセンスだけ頂戴しとくに限るってことで。

「さくらん」安野モヨコ

SAYURI」を見た後すぐにこれを読んだのがいけなかった。
ストーリーも登場人物も似たりよったりで、シンクロしちゃってそのまんま。
結局、思いを遂げることができたのはサユリだっけ、きよ葉だっけ?
あれ?豆葉ってのもいたけどそれはサユリのお姐さんでいいんだっけ?
そもそも芸者には「○×葉」ってよく「葉」の文字がつくけど、じゃあ乙葉は花街筋のもんなの?
う〜ん、和の詰め込み学習も、ほどほどにしないとこんぐらかっちゃって。
ま、とりあえず、蜷川実花の映画に期待大ということで..。