2006-11-25 「SAYURI」、『さくらん』 ■「SAYURI」ロブ・マーシャル/DVD 一番よかったのは、エンディングのタイトルバック! 黒の水紋に赤い着物地がたゆたっているのが綺ィ麗ェ〜。 細かな設定のちぐはぐ感は、まあ、しゃーない、 外人さんがえろうきばらはったなあくらいでとどめおくとしても、 途中から、チャン・ツィイーがマルシアに見えてきたのにはいかんともしがたく、 ま、こういうもんは、エッセンスだけ頂戴しとくに限るってことで。 ■「さくらん」安野モヨコ 「SAYURI」を見た後すぐにこれを読んだのがいけなかった。 ストーリーも登場人物も似たりよったりで、シンクロしちゃってそのまんま。 結局、思いを遂げることができたのはサユリだっけ、きよ葉だっけ? あれ?豆葉ってのもいたけどそれはサユリのお姐さんでいいんだっけ? そもそも芸者には「○×葉」ってよく「葉」の文字がつくけど、じゃあ乙葉は花街筋のもんなの? う〜ん、和の詰め込み学習も、ほどほどにしないとこんぐらかっちゃって。 ま、とりあえず、蜷川実花の映画に期待大ということで..。