『ザ･ゴール-企業の究極の目的とは何か』　エリヤフ・ゴールドラッ

PCで仕上げた成果物を、せっせせっせと
ネットへアップロードしている職業柄か、
工場とか現場なんかをともなう物理的な職業世界を見ると、
思わず、ひざまづいてしまいたくなるような、
なんともいえない、エロティックな魅力を感じる。

あっちの方がホンモノで、こっちのほうはウソモノ、
なんだかスミマセンね.....ってゆう、
妙な罪悪感がいつまでたってもぬぐえないのは、
昭和世代たる証しなのだろうか。

ローカルとリモートを行き来するだけの仮想世界。
ある日とつぜん、パッと消えてなくなったって、
案外、誰も困らないんじゃないか。

自虐的に考えると、そうなるが、
実際問題、ネットが爆発的に進化した昨今では
決してそんなことはない。
あらゆる分野で地脈となったITは、今や、
目に見え、手に取ることのできる、立派なソリューションである。

工場の生産管理現場で繰り広げられる、
工場長と技術者たちのリアルなソリューション対決は、
普段、脳みそと手先と口先でしか働いていない私を解体して
一個一個、指差し確認してくれているようだ。

あのぅ、私の中でボトルネックになってるとこ、
バージョンアップしようにも、
もはや部品が調達できないとかってゆう、
レガシーな遺物になってたりしてませんでしょうか？

平成のドラミちゃんは、読後、ちょっと不安になりました。笑